サーチエンジン(検索エンジン)マーケティング【SEM】の未来とは?

「SEO対策に未来はない」という話を聞いたことがありますか?「そんなはずはないよ」とインターネット上でコンテンツを提供している方なら、誰しも否定したくなることです。

SEO対策とは、コンテンツを上位表示させるための技術です。当然、SEO対策に未来がないのであれば、同時にサーチエンジンマーケティング(SEM)にも未来はないと感じてしまいます。

そこで今回は、サーチエンジンマーケティング(SEM)の未来についてご紹介したいと思います。また、今後の サーチエンジンマーケティング(SEM)に求められるものについても考えてみましょう。

目次

1.SEO対策の難易度が上がる

冒頭でお伝えした通り、「SEO対策に未来はない」という話は確かに存在します。事実、サーチエンジンマーケティング(SEM)における解析ツールで世界的に有名な「Moz」は、「さようならSEO」という記事を発表しています。

これは、従来のサーチエンジンマーケティング(SEM)のように、SEO対策で効果的とされた技術が、これからは十分に使えないためです。以下に、その主な理由をまとめました。

パーソナライズの適応

検索エンジンで最大手とされるGoogleでは、「パーソナライズ機能」が導入されています。パーソナライズとは、個人の趣味・趣向をもとに商品・サービスを提供していくという考え方です。

例えば、別々のアカウントで同じキーワード検索を行ったとします。Googleでは、過去の検索情報からより最適なコンテンツを提供します。つまり、キーワードが同じでも検索結果は異なるのです。

SEO対策では、設定したキーワードで上位表示されるようコンテンツを設計します。しかし、検索結果がパーソナルな状態では、これまでのようにSEO対策を行っても結果は安定しないのです。

現地情報の最適化

もはや全ての端末(PCやスマホ、タブレットなど)にGPS機能が搭載されています。そして、検索エンジンは相手の現在地情報をもとに、より最適な検索結果を提供するのです。

例えば、東京にいる方が「ラーメン屋」と検索するとします。この場合、検索結果の上位表示は、東京を中心としたラーメン屋です。大阪や福岡のラーメン屋が表示されることはありません。

SEO対策では、「ラーメン屋」のように特定のキーワードをもとにコンテンツを設計します。しかし、現在の検索エンジンでは、SEO対策が行われたキーワードの前に、半自動的に「近くの」が付いてくるのです。

表示方法の多様化

Googleでは、検索結果の上部に「ワンボックスアンサー」が表示されるようになりました。ワンボックスアンサーとは、キーワードに対して求められる情報を、検索結果上にワンボックス形式で表示するというものです。

例えば、「SEO とは」と検索するとします。すると、SEO対策に関する簡単な説明文が検索結果常に表示されます。ちょっとした調べ物程度であれば、ワンボックスアンサーだけで十分なほどです。

SEO対策の1番の目的は、いかにアクセス数(訪問者数)を増やすのかということです。ワンボックスアンサーが一般化されていくことで、わざわざコンテンツにアクセスする必要さえなくなると言えます。

サーチエンジンマーケティング(SEM)において、SEO対策は必須とされてきました。今でもそうです。ただ今後、「とにかく検索上位に表示されるための技術」が通用しない未来が来ると考えた方が良いでしょう。

2.良質なコンテンツの定義とは

昔も今もそうですが、Yahoo!やGoogleのような検索エンジンは、「良質なコンテンツを上位表示させる」ことを第一に設計されています。ちなみに、「良質なコンテンツ=求められる情報」です。

ただ、サーチエンジンマーケティング(SEM)を行う側としては、「基準が漠然としすぎている」と感じてしまうと思います。確かに、個人の趣味・趣向までが検索結果に反映される現在、「これが正解!」はないに等しいのです。

では、どうすればこれまでのサーチエンジンマーケティング(SEM)のように、未来でも検索上位を維持できるのでしょうか?実は、Googleでは「良質なサイトを作るためのアドバイス」というのを提供しています。

・コンテンツの情報の信頼性はあるか
・情報の提供者が専門家であるか
・コンテンツ内に類似ページはないか
・独自性のあるコンテンツであるか
・文章のクオリティは高いか
・共有したくなるようなコンテンツか
・一方的な主張ではないか
など。

もちろん、上記はGoogleの検索エンジンにおけるアルゴリズム(設計)の内容を示したものではありません。単純に、Googleがどのような考えのもと、検索エンジンを設計しているのかの指標です。

上記を見てわかる通り、検索エンジンはコンテンツへの「訪問者を第一」に考えて設計されています。当然、コンテンツ側も「上位表示させるため」のものではなく、訪問者のための設計を取る必要があるのです。

このように、そう遠くない未来において、サーチエンジンマーケティング(SEM)は「個人に求められる」ことが重要しされると考えられます。つまりは、ターゲット(狙い)をより明確にした上でコンテンツを設計するということです。

3.まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、サーチエンジンマーケティング(SEM)における「SEO対策に未来はない」という衝撃的なことからお話を進めてきました。「パーソナライズ」「現地情報」「ワンボックスアンサー」など、従来のSEO対策では対応しきれないものばかりです。

ただ、Yahoo!やGoogleなど、大手検索エンジンが目指すものは、昔も今も「優良なコンテンツを提供する」のただ1つと代わりません。むしろ、検索エンジンの意図を無視し、とにかく「上位表示させれば良い」と利用してきたのはSEO対策です。

現在でさえ、従来のサーチエンジンマーケティング(SEM)が通用しなくなってきています。当然、未来ではさらに技術が高まり、より個人の趣味・趣向に合わせた検索結果が表示されます。つまり今後、これまで以上に個人を想定したコンテンツの設計が求められるのです。

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